> 名言・格言 > 最も理想の生き方は、「水」のようなものである。「水」は万物に恩恵を与えながら相手に逆らわず、人の嫌がる低い所へ流れていく。だから、「道」のありように近いのである。(老子)

最も理想の生き方は、「水」のようなものである。「水」は万物に恩恵を与えながら相手に逆らわず、人の嫌がる低い所へ流れていく。だから、「道」のありように近いのである。(老子)

<引用>

守屋 洋「老子」(SBクリエイティブ 2016年)

「上善は水の如し。水は善く(よく)万物を利して争わず、衆人の悪む(にくむ)所に居る。故に道に幾し(ちかし)。・・・水といっても、河の流れであろう。・・・水は相手に逆らわず、相手に応じていかようにもこちらの体勢を変えていく、そういう「柔軟性」を持っている。・・・水は低い所という誰もが嫌がる所へ流れていく・・・水はあえて人の嫌がる低い所に身を置こうとする「謙虚さ」を持っている。」