> 人間関係 > 人の個性にいいとか悪いはない。お互いに弱い部分を欠点とみるのでなくて、「自分があの人に役に立てる部分はここなんだ」。(斎藤一人)

人の個性にいいとか悪いはない。お互いに弱い部分を欠点とみるのでなくて、「自分があの人に役に立てる部分はここなんだ」。(斎藤一人)

<引用>

斎藤一人 『あなたが変わる 315の言葉』(KKロングセラーズ 2017年)

「人間の心は、ちょっとしたことで、こり固まってしまう。」

「人と話をして、こり固まった心を、ときはなす。正しいか間違っているかを話すのではなくて、明るく広々とする気持ちになるように話す。」

「自分を魅力的な人間につくり変えていこう。人の心が、ぱーと晴れるような、肯定的な発言をして、笑顔でいよう。」

「自分らしい仕事の仕方、自分らしい生き方をすれば、きっと成功に近づいていく。普通にしているのが一番いい。自分らしくいるのが、一番ラクで力が発揮できる。自分の不得手なことをやっても、うまくいくことはない。だって苦手なんだから。」

「だから、自分ができることを考えてやればいいんです。持っていないものを、お互いに出し合えばいい。」

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<考察>

人の心は、いつも良い状態でいられるといいのですが、すぐに、こり固まってしまいがちで、自分でもうまくコントロールできないと感じます。たしかに、ちょっとしたことで、心模様が一変してしまい、残念な思いをしてしまい反省することがあります。

どうやって、自分の心と向き合っていけばいいのでしょうか。

一人氏は、人との会話が大切ですよ、それも理屈や是非を問うんじゃなくて、明るく心が広々とするような話題をしてごらんと、主張されています。心が不安定な時ほど、相手に対して欠点を指摘したり、自分の正当性にこり固まりがちになります。

意識しないといけないですね。心がお互いに明るく晴れやかになることを目的に、話をすることが大切なようです。

自然なままがいいように考えますが、心の状況は必ずしも、無意識でいることがいいことではないようです。

いつも、上機嫌でいよう、魅力的な人に成長しよう、笑顔でいつも接しよう、こうした思いの日常的な継続から、心の在り様は、定まってくるようですが、・・・でも、無理をしなくても大丈夫だと、一人氏は励ましてくれます。

人の個性に優劣や良し悪しはなくて、みな同じように価値があるんだよ、弱点を助け合えばいいのだから、自分のできること得意なことをすればいいよ。他人に劣っているとか、勝っているとか気にしなくていいから。相手に対しても、欠点を批判したり、克服するように急かしたりせず、自分の能力を発揮して、相手の役に立とうとする優しさがみんなにあれば、社会全体をうまく機能させていくのだから、だいじょうぶ、だいじょうぶと、安心していいんだよ、心の仕組みをおしえてくれるように思います。