> 生きがい・働きがい > 「成果を上げる」ということに「やりがいを感じる」ような仕組みが必要なのです。(マイケル・E・バーガー)

「成果を上げる」ということに「やりがいを感じる」ような仕組みが必要なのです。(マイケル・E・バーガー)

<引用>

マイケル・E・バーガー「はじめの一歩を踏み出そう」(原田喜浩 訳 ㈱世界文化社 2003年)

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<考察>

せっかく一緒に働いてくれる従業員に、幸せになってもらいたいと、経営者は誰もが考えているはずです。

従業員が「この仕事をすることが自分のためになるんだ」と思ってもらいたいと、経営者は願っています。

会社のためだけでなく、自分の成果や、やりがいにつながる仕事とは何か?どうしたら、労働の負担を減らすことができて、魅力ある職場になるのか?

そのため、経営者は根本的な問題に正面から考えないといけないようです。それこそが、経営者のやらなくてはいけない大事な仕事です。経営者の仕事とは、「成果を上げる」ということに「やりがいを感じる」ような仕組みを、創造することです。

事業をある種のゲームのようなものだと捉えれば、従業員は毎日の仕事の中で、挑戦を重ね、自分を高めていくことができます。経営者の仕事は、働く側の従業員の気持ちになって、大切な何かを会社の中で発見することです。成長する機会や、社会の中で役立つ瞬間と喜びをを手がかりに、単なる作業でなくて魅力ある会社に工夫を重ねていくことです。そんな難しいことできないよと断念せずに、自分も参加したいと本心から思える職場にすると決意して、行動をつづけていくことが大切だと思います。